阪神の歴代のコーチで、伝説のコーチの1人に挙げられる田淵幸一氏

プロ野球阪神タイガースの歴代のコーチで、伝説のコーチの1人に挙げられるのは田淵幸一氏でしょう。 田淵氏は現役時代に阪神の4番としてホームラン王を獲ったこともあり、西武に移籍後に日本一に貢献するなど華々しい現役生活を送りました。

1988年に村山実氏がタイガースの監督に就任する際にコーチ要請をしましたがこの時は受諾せず、2002年の星野監督就任の際に星野氏に頼まれてタイガースのコーチに就任しました。 彼の教えである「うねり打法」によって2003年にチームの打撃力はアップし、チームの18年ぶりの優勝に大きく貢献しました。 桧山、赤星、浜中、八木らを筆頭に当時の主力選手は田淵氏の指導を受け、バッティング技術を開花させていきました。

現役時代に王貞治氏を凌ぐ本塁打数を記録してホームラン王になった実績はダテではなく、多くの選手がその打撃理論に耳を傾けたのです。 選手時代は江夏とバッテリーを組み、プロ野球史に残るオールスターでの9者連続三振の際に江夏の球を受けていたのも彼です。