藤浪晋太郎

藤浪晋太郎は、高校野球の甲子園大会で春夏連覇を成し遂げ、その年のドラフト会議で4球団から1位指名を受けます。くじ引きで抽選権を引き当てたのはNPB屈指の人気球団阪神タイガースで、約3週間後には仮契約を締結します。地元関西出身の甲子園のスターが阪神タイガースにドラフトで入団するのは久しぶりということで、高い関心を集めることになります。

藤浪晋太郎は、入団してから3年連続で二桁勝利を記録しており、2015年シーズンは最多奪三振のタイトルも獲得しています。これは、高卒ルーキーの成績としては文句のつけようがないほど素晴らしい内容ですが、同世代に大谷翔平という存在があるためにやや損をしている様な状況です。

なお、藤浪晋太郎の最大の魅力は198cmという長身から投げおろす最高158km/hの速球で、これにカットボールやスプリット、カーブなどを投げ分けて三振に取るというのが基本的なスタイルです。球速では大谷翔平に及びませんがNPB屈指の速球投手であることは間違いありません。