NPBとMLBの野球チームの特徴 カンザスシティー･ロイヤルズ

近年ではサッカーの人気が目立つようになっている日本においても、野球の人気はいまだ根強いものがあり、また活躍する日本人選手が増えていることから、アメリカのメジャーリーグ(MLB)に対する関心も高くなっています。 日本野球機構(NPB)に所属する野球チームは、ホームランバッターが多くパワー重視のイメージの強いMLBのチームと比較すると、チームプレーや走塁、守備などを重視する傾向があります。

それは日本人が体格面で欧米人と比較して基本的に後れを取っていることが大きいのですが、実はMLBにもパワー重視ではない強豪チームが存在しています。 それはアメリカンリーグに所属する1969年創設のカンザスシティー･ロイヤルズです。 カンザスシティー･ロイヤルズは1980年代までは強豪チームの一つでしたが、その後長い低迷期間を経験しました。

しかし2015年にはワールドチャンピオンに輝くなど、最近では大きな復活を遂げています。 その原動力となっているのは、長打に頼るのではなく走塁や守備、継投に力を入れた戦い方なのです。