スポーツブックメーカーにおけるオッズの見方

スポーツブックメーカーで使われているオッズは大きく分けて3種類あり、中には日本人には馴染みのない表示形式もあります。 大抵の場合は画面上に表示形式を変えるボタンが付いているか、アカウント登録時や登録後に管理画面の中で変更することができますが、予備知識として見方を覚えておいた方がいいでしょう。

ブックメーカーでは主に「Decimal(デシマル)」、「Fractional(フラクショナル)」、「American(アメリカン)」の3種類の表示形式が使われています。

デシマルは1.3や4.6のような小数点を用いた表示のことで、日本人に最も馴染み深い形式です。 賭けた金額の何倍が返ってくるかを表しており、4.6に100ドル賭けて的中した場合は460ドルで払い戻しが行われます。

フラクショナルは2/1や3/5のような分数を用いた表示のことで、ヨーロッパでは最も一般的な表示形式です。 この表示形式では右側は賭ける側の数字を、左側は当たった際の利益を表しています。 例えば3/5の場合、5を賭ければ当たった際の利益が3となるので、5+3=8が払い戻されるという仕組みです。

アメリカンはその名の通りアメリカ式に表示形式で、+130や-120のようにプラスとマイナスで表示します。 プラスの場合は100を賭けた場合に得られる利益、マイナスの場合は100を得るために必要な賭け金を表しています。 +130の場合、100ドル賭けて当たると利益は130ドルとなるので、払い戻しは100+130で230ドルとなります。 -120の場合、120ドルを賭けて当たると100ドルが得られるので、払い戻しは120+100で220ドルとなります。